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JR東日本スタートアップ、Tokyo Artisan Intelligenceと資本業務提携

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JR東日本スタートアップ株式会社(東京都港区)と、量産可能なAIソリューションの開発により社会の課題解決を進めるTokyo Artisan Intelligence株式会社(東京都港区、以下「TAI」)は、鉄道現場の安全性向上、生産性向上に向けて、資本業務提携することを合意した。

JR東日本スタートアップは、JR東日本グループとスタートアップ企業との共創を推進するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)。JR東日本の子会社。

TAIは、深層学習アルゴリズムの研究開発、エッジ AI プロダクトの開発および販売 AIエキスパート・エンジニアの育成を行う。

背景・目的

JR東日本グループでは、グループ経営ビジョン「変革 2027」においてオープンイノベーションおよびICTの導入による鉄道現場の生産性向上を目指している。

鉄道現場では鉄道の安全・安定輸送を支えるため、日々線路や土木構造物等のメンテナンスを行っているが、今後の労働人口減少社会における働き手不足等により業務の効率化は喫緊の課題である。

そのような中で2023年度のJR東日本スタートアッププログラム実証実験にてTAIのAIソリューションを用いて、線路メンテナンスで用いる材料管理の効率化および、沿岸を走る線路への越波監視の効率化に挑戦した。

限られた実証実験期間の中、TAIのソリューションにより短期間でAIを現場に導入することができ、AIの改善を繰り返し行うことができた。また、埃が多い倉庫、気温が低い地域といった厳しい環境でも安定して稼働し、過酷な環境が多い鉄道現場でのAI導入に大きな可能性を感じることができた。

今回の資本業務提携により、JR東日本スタートアップはTAIとAIによる鉄道DXを一緒に推進していく。

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