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村上龍氏、本書を「今年読んだ中で一番面白かった」(2012年8月9日「カンブリア宮殿」収録で)
八重洲ブックセンタービジネス書ランキング 第2位を獲得!!(2010年6月第1週)
この本は、まさに中小企業の存続と発展を目指す経営者のための本です。
会社が生まれ変わるために必要なこと - M&A「成功」と「幸せ」の条件
- 株式会社日本M&Aセンター 代表取締役社長 三宅卓著
- 出版社:経済界刊(リュウ・ブックスアステ新書 90)
- 定価:880円(税込)
- 発売日:2010年5月
- ISBN:978-4766710908
「当事者意識のない息子には、継がせられない」
「自由化、規制緩和による業界の先行き不安がある」
「産業構造を崩す空洞化によって仕事がない」
社長、従業員、後継者…すべてが幸せになるM&A成功実話がここにある!
第1章 M&A「成功」と「幸せ」の条件 「売りたい」企業は、こうすれば成功する!
- なぜ、譲渡企業が急増しているのか?
(1)後継者不在〜後継者がいない・継げない・継がせたくない〜
(2)先行き不安〜将来への不安のタネは、あり過ぎるくらいある〜 - 後継者不在の場合のシナリオ
(1)「番頭に継がせる」選択はリスキー!?
(2)清算したくても清算できない - どうしたら、成功裏に譲渡できるか?成功する秘訣は「タイミング」と「志」だ
(1)タイミング(業績・業界・健康)が成否を決める
(2)「何のために譲渡をするのか」の志(理念)を持つ
第2章 M&A「成功」と「幸せ」の条件 「買いたい」企業が大成功する鉄則とは?
- 買手企業の成長戦略とは?
(1)市場規模拡大の他地区への進出
(2)相乗効果を最大にする川上/川下戦略
(3)仕事の幅が広がる隣接業種への展開
(4)2代目社長の第2創業
(5)M&Aで業界再編を狙う - 買手企業の成功の秘訣
(1)「会社」の買い方
(2)仕掛け型と譲渡企業紹介型の違い
(3)要求される経営者の器
(4)アドバイザーの資質と選択
第3章 勝ち残るにはM&Aがベスト戦略 単独では勝ち組には入れない
- 合従連衡…持ち株会社/合併
- 生き残りをかけた業界再編
- 合従連衡を成功させるコツ
(1)経営戦略を明確にする(大義が必要)
(2)合併比率から入らない
(3)役員構成などの調整
(4)ビジネスビジョンの策定
(5)文化の融合 - 欠点を買収し企業再生を成功させる
第4章 M&A成功手順とワン・ポイント・アドバイス
- 譲渡企業のはじめの一歩
- 譲渡企業の案件化
- 企業実態の把握3つのアプローチ
(1)企業情報資料の収集
(2)定量分析
(3)定性分析 - 買い手企業 検討の初期段階
- 人生観まで確認する企業間お見合い
- 本格始動する基本合意契約
- 細かい気配りが必要な買収監査
- 退職金まで考える株価の決定
- 「引退の美学」を踏まえた処遇の決定
- 「契約書」と「エスクロー」でリスク回避
- タイミングがものをいう「ディスクローズ」
巻末資料
- 株価の算定はどうするか
- 時価純資産価格法での評価
- 年買法による営業権の算定
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