お知らせ / プレスリリース
2019/10/24
お知らせ
M&A初期マッチング活動へのAI導入のお知らせ
日本M&Aセンターは、主業であるM&A仲介サービスにおいて、譲渡企業と譲受け企業の初期マッチング活動にAI技術を導入いたしましたので、お知らせいたします。
概要
当社は中堅中小企業のM&A仲介を主体に事業を展開し、2018年度成約実績770件(累計成約実績4,500件超)と国内最大のM&A仲介実績を有しています。業界のリーディングカンパニーとしてさらに多くのM&A支援数の実現を目指しております。その施策の一環として以前より、AIの導入を検討しておりました。
2018年度末時点での譲渡案件受託件数は1,100件を超え、これらの譲渡希望企業に対し当社が譲受け企業のマッチングを行った総数は、2018年度1年間で8万件を超えております。これらの情報の蓄積および管理は、2014年に導入したSalesforceにて行っております。過去のデータも含め、当システムにおいてAI導入に十分な学習データが集積していることから、今回「M&Aコンサルタントによる人的マッチング」の知見を学習させたAIの構築、譲渡企業、譲受け企業それぞれに対する候補先企業の抽出を実証し、現場導入に至ったものです。
期待される効果
導入後は、当社のM&AコンサルタントがAIにより抽出された候補先企業リストも活用することにより、網羅的かつ適切なお相手をより多く、より早くご提案することができるようになります。将来的には、成約期間の短縮ひいては生産性のアップに寄与していくものと考えております。
これにより、さらなるM&A支援数の増加を目指します。
導入開始日
2019年10月15日